親と家族信託について相談したいとき、うまく話を切り出す方法

親と家族信託について相談したいとき、うまく話を切り出す方法

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家族信託が自分の家族に有益だと分かっても、親にどうやって話を切り出せばよいか分からない…。

結構頑固な親だから、財産のことは話しづらい…。

家族信託によって、将来の財産管理に希望が持てたとしても、実際に親の財産について親と話し合いをするのはなかなかハードルが高いということもあるのではないでしょうか。

本記事では、少しでも親と家族信託の話をしやすくなるような、コミュニケーションの取り方をご紹介します。

知人の話として話す

親に対して、急に認知症の話をしても、「俺は絶対に認知症にならない」「勝手に認知症扱いしないでほしい」など、消極的な反応をされてしまうこともあるかもしれません。

そこで、まずは知人の話として、「絶対に認知症にならないと言っていた知人が、認知症になってしまって、預金が凍結されてしまったらしいよ…」とか、「成年後見制度でひどい目にあった人がいるらしい」という話をしてみてはいかがでしょうか。

ここでは、「認知症で預金が凍結?」「成年後見制度?」等、少しでも認知症リスクに関する興味を持ってもらうことを目標とします。

家族信託の話をする前に、引っかかりを作るということです。 なかなか親に説明することは難しいかもしれませんが、話合いを持ちかける側が、きちんと勉強をしたうえで説明ができれば、財産管理について真剣に考えていることが伝わります。

そして概要を説明した結果、親に危機感や当事者意識を持ってもらえれば、家族信託の話にスムーズにつなげることができます。

強く興味をもってもらえた場合は、一緒に家族信託のセミナー等に参加をしたり、専門家に相談に行ったりするとなお良いでしょう。

家族信託について全て分からなくても、親と「一緒に」将来の財産管理に関して考える、一緒に考えてもらう、ということが大切です。

親のためという前提を明確にして話す

家族信託は、親の財産を凍結させずに、施設費用や介護費用を親の財産から支払っていけるので、子がそれらの費用を負担することなく、あるいは軽減することができるので、結果として子世代にとって有益となるケースが多いです。

しかし、「困るのは家族なんだから」「黙って言うとおりにしてもらえれば良い」というスタンスで話をしてしまうと、話が前に進まなくなってしまうかもしれません。

家族信託は、親世代が、認知症等になってしまったとしても、認知症等になる前と同じように生活ができるようにすることが目的の1つです。

よって、あくまでも、「自分のため」ではなく、「親のために」対策を一緒に考えていくということが重要です。

「万が一のことがあっても、無事に暮らしていってほしい」という気持ちを率直に親に伝えていくことで、将来に向けて、前向きに話合いをする準備ができるようになることでしょう。

まとめ

家族信託は、親にとっては、大事な財産を預け、名義も変える手続きですので、急に話を切り出してしまうと、驚かれたり、怪しまれてしまう可能性もあります。

まずは、日ごろのコミュニケーションを多くしてみたり、子から親へ一方的に説得するよりも、親と一緒に財産管理等の情報収集をしてみてはいかがでしょうか。

家族会議等を開催して、家族だけではなく、中立的な立場でアドバイスができる、家族信託や生前対策に詳しい専門家を交えてみることも有効な場合も多いです。

家族信託をきっかけとして、結果的に絆が深まる家族が増えることを願っています。

カテゴリー:家族信託

タグ:家族

この記事の監修者
梶原 隆央(かじわら たかひさ)

司法書士
梶原 隆央(かじわら たかひさ)

神奈川県出身/平成21年司法書士資格取得 トリニティグループの信託部門にて、実家信託から信託財産数億円に及ぶ信託、自社株式の信託等、幅広く信託案件に対応。

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