介護浴槽の価格相場は400万円?!

介護浴槽にも定価があり、メーカーや各商品で大きく上下しますが、500万円前後の商品が多いです。そして実際の販売価格は定価の20%引き程度で購入できることが多く、400万円程度が一つの相場と言えます。
※参考: 【介護浴槽の値段】特殊浴槽・機械浴槽の価格相場は定価の80%

介護浴槽見積で必須の3大メーカー

国内で利用されている介護浴槽のメーカーは7社ほどありますが、大手メーカーは以下の3社です。
・酒井医療
・アマノ
・OG技研

介護浴槽の入れ替えに当たって、この3社メーカーからの相見積もりは必須と言えます。
さらに上記に加えて以下の4社も介護浴槽を製造しています。
・フツラ
・メトス
・ヤエス
・パナソニック

※参考: 【介護浴槽の値段】【介護浴槽メーカー比較】シェアや安さで調査

ただし7社の介護浴槽メーカー全てを比較検討しようとすると手間も掛かってしまうので、大手3社を基準に見積するのがおすすめです。

介護浴槽は「1社1商流」が基本になっているので、もし皆様の施設が例えば酒井医療の介護浴槽をABC福祉販売という会社から購入している場合、酒井医療の介護浴槽はABC福祉販売以外からは見積が取れない仕組みになっていることに注意してください。

その場合は他メーカーの見積と競ってもらうことで、割高な料金で契約させられるリスクを減らす事ができます。

介護施設が介護浴槽の買い物で失敗する理由

介護浴槽は機械ですので、平均で10~20年で入れ替えをする必要があります。

しかし施設に必要な介護浴槽を購入したものの、結局現場が求めるものと乖離が有り、従業員や利用者さんの満足につながっていないというケースを非常に多く耳にします。

介護浴槽の購入に失敗する理由

その最大の理由は、購入者である経営者と設備を利用する現場との間で距離があることです。現場が購入者であれば現場で必要なものが購入されますが、経営層は普段利用者さんと触れ合うことが無いため、実際に現場に必要な機能が理解できていません。

購入者が現場に必要な意見をヒアリングすることでそのギャップを減らす事もできますし、また現場としては「自分たちの意見を聞いてもらえた」という感覚を持つことで、新しい設備を積極的に使おうとするモチベーションを持ってもらう事もできます。

以上の注意点や価格相場、有名メーカーを把握した上で購入検討を進めて頂くことで、現場でより活躍する介護浴槽を購入することが出来ると思います。

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